Archives- 2005年10月
2005年10月31日

10月編集後記

影の長さと共に冬を感じずにはいられない今日このごろですがいかがおすごしでしょうか。
今日は月末という事で例のごとく編集後記です。
10月をアーカイブして見ると、後半の箱根日記ぐらいしか書いてない事態に気づいてしまった。
人間って忘れたくない事さえも忘れてしまう構造になってるので忘れないようにblogとして記しておこう、と決めたはずなのに書いてないものだから10月何してたか全然思い出せません。
サッカーは結局やらなかったし。


というわけで最近見た映画2本の感想を。

メゾン・ド・ヒミコ
一ヶ月前ぐらいに見たので曖昧な部分もあるけど『ジョゼと虎と魚たち』の犬童一心監督と柴崎コウという事で見に行きました。
エンドロールが終わるまで誰一人席をたたず、終わってからもすぐ立たないで余韻に浸ってる人が多かったというのがこの映画を物語ってると思います。この映画は海辺に立つゲイの老人ホームで繰り広げられる生活を取り上げていますが、この映画の持つ雰囲気や世界観は非常に脆く、それでいて美しく淡いものでした。単なるゲイの奇妙な物語かな?と思ったけど、それはほんの一部分であり全体として温かい和を感じました。和という点では日本的でもあり、ハリウッド映画のような派手さが無い分単調で退屈するかもしれないです。


空中庭園
これは昨日見てきた。春に予告編を見て前から見に行くと決めてたんだけど、公開直前になり監督が逮捕されて見れるかハラハラものでした。当初の予定よりかなり規模が縮小され、まだ見れるところは少なくミニシアターの一部でしか見れません。そのせいか僕の見た時は満員御礼でした。『青い春』監督の豊田利晃と、小泉今日子、鈴木杏、板尾創路、ソニンとキャストはかなり良かったと思う。特に板尾の胡散臭い標準語とキャラクターが良い味出してた。この映画は家族を取り巻く模様を描いた映画。家族って社会を構成する最小のそして最も身近な要素であると思う。個人であると共に、お父さんはお父さんという役割を演じないといけないし、お母さんはお母さんを演じないといけない。よくドラマで描かれてる理想的な家族って郊外で家族4人で楽しく食卓を囲んでその日あったことを家族で話合いながら団欒するっていうのが1つのサザエさん的理想家族だと思うんだけど、理想的であればあるほど意識的に演じてる気がしてどことなくぎこちない。良い子供であろうとか、良い親であろうって演じている姿とその影に潜む裏の本当の姿。この相反するものが混在してこそリアルだし、理想だけでも裏だけでもいけない。
あまり詳しく書くとつまらなくなってしまうけど、監督の世界観は犯罪者っぽいなととても感心した映画でした。これもメゾン・ド・ヒミコみたいに好きな人と退屈と感じる人に分かれる映画だと思います。


というわけで11月はいっぱい本読もう。
リリーフランキーの『東京タワー』の順番待ちがなかなか回ってこなくてイライラします。
いつだかのR30にゲストとして出たたんだけど肩書きの多さと個性に強烈に引かれた。
でも絶対マネしちゃいけない人種でもある。

東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~
 
2005年10月28日

Einstein Generator

shit

















Einstein generator
from DIGITAL DJ
最近ボコボコ見かける面白ジェネレーターのアインシュタイン版

この絵で舌出してたらもっと面白いのに。
というわけで、箱根日記番外編も皇居編もやりません。

明日は面白ジェネレーターのその2あたりを。
 
2005年10月27日

箱根日記その4

今日はほんとに寒いですがしつこく箱根日記4です。


hakoneb1

















hakoneb2海賊船という名のフェリーで元箱根に着きこれからバスで彫刻の森美術館へ。
バス時間まで空きがあるので散歩。フェリー乗り場からも見えてたんだけどフェリー降りると大きな鳥居がある。突き抜けるような青空に赤い鳥居が映えてキレイだった。



hakoneb4ユネッサン前でバス乗り換え。
ユネッサンってこんなところにあったのか。
周りでは一際大きな建物だった。


ユネッサン前にはなぜかこんな彫刻もある。↓


hakoneb5

















hakoneb6

















hakoneb7いよいよお目当ての彫刻の森美術館へ。
まずは有名なこの大きなのがお出迎え。
行ってみて驚いたのがまずこことても広い。東京ドーム何個分だ?あと普通の美術館とは違って外へ作品が多くあり、楽しみながら作品を味わえる。THE HAKONE OPEN-AIR-MUSEUMという別名もあって、子供の遊具みたいなのもいっぱいあった。

hakoneb9作品にはなんだこれ?的なものも多かったけど普通の美術館よりは僕は楽しめた。中には子供だけしか遊べないものもありそれがまた面白そうで羨ましかった。大きなステンドガラスの塔があったり、箱根ならではの足湯でのんびりしたりしているうちに陽も傾き始めたので一番見たかったピカソ館へ。



hakoneb10

















意外だったのが絵画や彫刻だけでなく陶器の作品が多かったことと、まとも?というか普通の絵も描いてたこと。目が変なとこにあったりシュールすぎて訳わかんないっていうのももちろんあったけど。普通に考えたら頭おかしいか、目がおかしいかどっちかだと思うけど、その普通とピカソの違いがどこにあるのかはさっぱりわかりません。
となりの建物なんだけどピカソ関連やそれ以外にも商品のグッズ展開のすごさにびびった。

人もまばらでほんとのんびり見れた彫刻の森でした。
暗くなったので、彫刻の森駅まで歩いて箱根登山鉄道で小田原へ下る。
あと2日分ある箱根フリーパスを見てもったいないけど捨てるかと思いきや、実は買った瞬間からこれ売ればいいじゃんというナイスアイディアがあったので小田原駅でいかにもこれから週末箱根行きます!という人を探す。という間も無くすぐ見つかってすぐ2人組みに交渉。半信半疑な方にはあまり話さず乗り気な方にたたみかけ交渉成立。その軍資金を元にラーメンがむしょうに食べたくなったので小田原の交番で聞くと、最近ラーメン博物館みたいなのができたみたいでそこへ行く。(小田原城下ラーメン宿場町
天童という山形のラーメンがあったんだけど、どこでもよかったので日向屋というところへ。味はまぁまぁほどよく。小田原なんていつくるかわかんないけど次は天童食べたいね。


その4まで続いた箱根日記はやっと終わり。
明日は番外編か皇居編で。

箱根日記その1
箱根日記その2
箱根日記その3
 
2005年10月26日

箱根日記その3

毎度しつこく続きますが箱根日記その3です。
興味ない人は週末まで待って下さい。
明日か明後日には完結するので。

きのうの続きで、ロープウェイで桃源台へついたとこから。hakonea1


















hakonea2桃源台につくと目の前には芦ノ湖が広がる。
芦ノ湖からは箱根フリーパスで海賊船へ乗る。
ほんとは静かな一等に乗りたかったんだけどフリーパスだと追加料金かかるので2等で。
2等でも前後で分かれてるだけなので上へも下へも一応行ける。


hakonea3

















hakonea5これが海賊船。
キャプテンクックみたいなワンピース?みたいな悪そうな海賊の銅像が乗ってた。
修学旅行生と子供を横目にとりあえず乾杯でしょ、ということで箱根ビア。
中身は普通の黒ラベル。
ちょっとぐらい箱根っぽさを期待しけどラベルだけ。
箱根ラベル・・・
hakonea4

















hakonea6いやーほんとに良い天気だよ。
水面がキラキラ光って眩しいくらいだ。







hakonea7終点の元箱根港。
ここからバスで彫刻の森美術館へ。









というわけで箱根日記その4へ続く・・・
 
2005年10月25日

箱根日記その2

きのうの続きから。

海の幸・山の幸をこれでもかというほど食べ尽くし熟睡して朝からまた食べまくった。
そして朝風呂!
今日も天気良くて気持ち〜!

hakone7


















さて、これからどこ行こうか全く決めてなかったので女将さんにパンフごっそりもらってり色々聞いたりで決める。
ここで初めて知ったんだけど、

箱根フリーパス

こんな良い物があったなんて・・・
これがあると、箱根登山鉄道やらケーブルカーやらロープウェイやら箱根海賊船やらバスやら美術館割引が3日間乗り放題見放題になる。
お得だと思いきや、今日で帰るので3日間のために4130円払うのはもったいない
30分ほど買わない場合と買った場合をシュミレートしてどっちがトータルとしてお得か計算したんだけど結局ほとんど同じ値段なので買っちまえ!という事でフリーパス購入。
次回は買ってから行こ。ロマンスカーも特急料金払うだけで乗れるし。

強羅からケーブルカーで早雲山経由で大涌谷へ。
hakone8

















hakone9ケーブルカーはここでおしまい。
早雲山からはロープウエイにて大涌谷へ。







hakone10

















ロープウエイから見下ろす大涌谷。
絶景。
湯けむりと硫黄のにおいが車内にただよってきて臭かった。


hakone11ロープウエイを大涌谷にて途中下車。
平日のせいか修学旅行生と外人がやたら多い。
完全に連れてこられた感のある生徒がけっこういて目が死んでてかわいそうだった。

しかしお湯がボコボコ沸いてる風景は地獄みたいだった。
臭すぎて目とノドやられた。
hakone14大涌谷からロープウエイ終点の桃源台へ。
雲がなかったら富士山が正面に見えるらしいけど見えなかった。
けどなかなかの眺め。
テンション高いおばちゃん集団とあいのり。
笑いすぎてお腹痛めた。



hakone12

















終点の桃源台は芦ノ湖畔。
だんだん芦ノ湖見えてきた。



先日のブログ・ユーザビリティーの日本語訳見っけたので載せてみました。
明日も引き続き箱根日記その3の予定で。
 
2005年10月24日

electraglide2005

elegra















electraglide2005

LOUD今月号にて先にtimetableが出てたみたい。

<TOKYO>

21:00-22:30 TBA(DJ)
22:30-23:45 AUTECHRE(LIVE)
23:45-01:30 TIGA(DJ)
01:30-04:30 UNDERWORLD(LIVE)
04:30-06:00 TOWA TEI(DJ)

21:00-22:00 THE LIGHT SURGEONS(SPECIAL GUEST)
22:00-23:45 SHARAM JEY(DJ)
23:45-01:00 COLDCUT(LIVE)
01:00-02:00 CHRIS CUNNINGHAM(LIVE)
02:00-03:45 ADRIAN SHERWOOD(DJ)
03:45-04:45 VITALIC(LIVE)
04:45-06:45 CARL COX(DJ)


CARL COXはラスト。
SURGEONSはオフィシャルではまだ発表されてないけどマジなのかな〜
もう1つのTBAも気になる。。。誰なんだろ?(どうやらKenIshiiみたいです)
underworld3時間liveって・・・

今年は行くかどうかまだ決めてない。
どうせ2ステージに戻すって事はキャパ増えるんだろうしいくらフェスバブルだからってまだ売り切れはしないでしょ。

 

箱根日記その1

hakone1


















きのうもちょっと書いたけど先週の木・金ですが温泉療養ということで箱根へ行ってきました。
台風一過ですごく天気もよく、この前日までは一週間ぐらいずっと梅雨?と思うぐらいの雨だったのでラッキーでした。

箱根といえば温泉や駅伝とか有名だけど、近いのにこれまでノーマーク。
同じ神奈川だし行っとなきゃとは思ってたんだけど。と言っても片道3時間ぐらいかかった。

行くまでわからなかったんだけど、箱根と呼ばれる地域はかなり広く、実際にはもっと細かく地名で細分化されそれぞれが観光地と温泉を持っててその歴史と懐の深さは驚ろかされた。

どこ行っていいかわからないので強そうというイメージだけで前日強羅というところに拠点を決めて適当に旅館予約して適当にぶらりと向かいましとさ。

hakone2

















昼過ぎぐらいに家を出て箱根へ。

家〜(田園都市線)〜中央林間〜(小田急江ノ島線)〜相模大野〜(小田急小田原線)〜小田原〜(そのまま)〜箱根湯元〜(箱根登山鉄道)〜強羅

箱根湯元からは箱根登山鉄道に乗るんだけど、狭い急斜面をスイッチバックを繰り返しながらゆっくり進む。普通の電車とはモーターがかなり違うと思われるぐらい古いのに力強かった。

hakone3hakone4









強羅まで40分ぐらい。座れるんだけどスイッチバックが面白いのと、景色が絶景すぎるので座れるんだけどずっと立ちながら窓にしがみついてた。

hakone5箱根登山鉄道はここ強羅で終わり。
ここから先はケーブルカー。
強羅ってほんと強そうだよな〜







ちょっと歩いて強羅館へ。
HP無くて怖かったけどここは当たりだった。
口コミだけでお客さんが来てるって言ってたけど、こじんまりとしていてよかった。
この日は2組しかいなくて人懐っこい女将さんの韓国ドラマの話が凄かった。

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温泉療養と言うことで風呂に入りまくった。
にごり湯という泉質でその名の通り白くにごってて足が全く見えない。
何回か入ると風邪どころか、肌がつるつるになってきた。
温泉効果が出てる!


今週は箱根ネタを続けます。
というわけでつづく・・・
 
2005年10月23日

ブログ・ユーザビリティ

かなりご無沙汰です。毎度見てる方ありがとうございます。
今は元気ですが風邪でダウンしてました。温泉療養してたらすっかりブログ更新してませんでした。周りでも風邪でやられてる人かなりいるみたいですね。
う〜ん最初は毎日更新すると決めてやり始めたのに3日坊主は避けられた!と思ったら失速気味な今日この頃。


Jakob Nielsen(スエーデン人?)のところでブログデザインにおけるユーザビリティの好ましくない点をあげてます。
全10コあるんだけどほとんどじゃないか!


  1. No author biography (a lack of a descriptive “About” page)
  2. No author photo
  3. Nondescript posting titles (no microcontent)
  4. Links don’t say where they go (link text such as “here” or “there”)
  5. Classic hits are buried (no chance for newcomers to find popular posts)
  6. The calendar is the only navigation (no categories)
  7. Irregular publishing frequency
  8. Mixing topics (not becoming a niche blogger and expert of a chosen field)
  9. Forgetting that you write for your future boss (flames/ rants don’t look too good once your prospective employer googles you)
  10. Having a domain name owned by a weblog service

    (邦訳)

     1.About Meをちゃんと書かない
     2.著者の写真がない
     3.意味不明の記事タイトル
     4.「ここ」とか「あそこ」といった何処へ行くのかわからないリンク
     5.過去記事へのリンクがない
     6.ナビゲーションはカレンダーだけ。カテゴライズされてない
     7.不規則な更新頻度
     8.トピックスの混在(忙しい読み手のことを考えてない)
     9.将来の上司が読む可能性を考えてない記事。キャッシュに残るんだぜー
     10.独自ドメインでない。blogspot.comとかtypepad.comって、そのうち、Geositeみたい なポピュラーすぎる扱いになる。

    10月も末に近いので気を引き締め、一日一善と一日一ブログを心がけていけたらなと思います。
    このヤコブニールセンのサイトの他のユーザビリティも非常に興味深いと思います。
 
2005年10月15日

ipod

ipod


















第5世代動画対応ipod

マーケティングの戦略の一環として秘密主義を貫き通しているappleは、リークされない事で有名なんだけど、これは噂どおりの発表でした。

ついにここまで来たかなと思ったけど、ハードもソフトも市場が成熟していない感が強く、ver4.1ぐらいのバージョンアップぐらいにしかなってない気がする。

-new-
●iPod 30Gバイトモデル
 サイズ:103.5×61.8×11mm
 重さ:136g
 価格:34,800円
●iPod 60Gバイトモデル
 サイズ:103.5×61.8×14mm
 重さ:157g
 価格:46,800円

-old-
●iPod 20Gバイトモデル
 サイズ:103.5×61.8×16.1mm
 重さ:166g
 価格:32,800円
●iPod 60Gバイトモデル
 サイズ:103.5×61.8×19.1mm
 重さ:183g
 価格:45,800円


今回の第5世代ipodの仕様を見ると、サイズは縦横は変わらないものの厚さが薄くなり、その分重さも減りスリムになっている。
しかし、ipodの弱点であるバッテリーの持ちの短さは相変わらずで、30GBモデルで音楽再生が最長14時間、動画に至ってはたったの2時間しかもたない。
2時間以上ある映画はどうすんだよ?
電池の駆動時間とサイズのスリム化という相反するテーゼの中でこのバランスをappleは選んだんだろうけど、予備のバッテリーだったりアダプターを持ち運ばなきゃ電池切れが怖くて使えないんだったらそれって軽量化とは言えないと思う。
薄くしなくてもいいからもっとバッテリー持つようにしてくれよ!って人の方が多いと思うんだけどな〜

ソフトもitune見るとまずはPVを中心とした展開になりそだね。
ポッドキャスティングの次にくるビデオログを狙っての発表ともあるけど、う〜ん・・・まだまだでしょ。
というわけで散々文句を言って買いません!



変わって、GR-Dのサンプルいいよいいよ〜
田中長徳氏に「地の果てまで持っていきたいカメラ」と言わしめただけあって、どこでもこれで撮れる!そしてこれで撮るのが楽しい!って感じが伝わってくる。早く買って地の果てへ行きたい。

GR-Dの元となった銀塩の名機GR1vがムネ宅にあった。
なんか見たことあるな〜って思ったらジャマイカでずっと使ってたやつだ!
これがそうだったのか。。。今はプレミアがついてるみたい。
GR-Dは欲しくて欲しくてもうたまりません!

gr1v
















 
2005年10月06日

横浜トリエンナーレ

toriennnerle












「アートサーカス−日常からの跳躍−」

2005/9/28−12/18
10:00-18:00
1800yen

2001年より始まった現代美術の祭典の第2回目。山下ふ頭の巨大な倉庫をメイン会場に、国内外より約80名のアーティストの参加がする模様。



Soi Music Festival 2005

10/29-30
advance 3000yen / door 3500yen

“現代美術の祭典「横浜トリエンナーレ」の関連企画として10月29日と30日にライブイベント開催。バンコクと日本のアーティストが続々登場するみたいです。出演はModerndog、Wisut Ponnimit、Cliquetpar、小山田圭吾+大野由美子+山本ムーグ、Wit & Duck Unit、Futon(スペシャルゲスト:野宮真紀)、Stylish Nonsense、Bear-garden、カジヒデキ、Penguin villa。”
soimusic