八重山日記〜移動編〜

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八重山への旅はまだ冬の寒さの厳しく乾燥が酷く花粉が飛び始めた頃に遡る。
あ〜南へ行きてぇ・・・


ネットをぐだぐだやってると波照間のニシ浜というビーチと出会う。
日本にもこんなキレイなビーチがあるのか!
日本の最南端でもあるし行くしかない。

どうせ行くならベストな時期に。年間スケジュールと睨めっこして丁度良かったのが7月中旬。海の日連休は避けたかったのでその一週間後。

羽田-石垣の直行便は機体が小さい上に一日一往復しかしていないので超激戦路線。那覇の経由便でも良かったが時間を有効に使いたかったのでなんとしても直行便で行きたい。しかも先得割引が一斉に発売する5/1の8:30はちょうど別の航空会社の飛行機に乗る直前だったので取れるかハラハラした。

1ヶ月前には株優使ったりなんやかんやで宿も一通り押さえ、後は体調整えて行くだけ。



出発当日JTA071便は羽田を06:25に発つので3時30分に起きなければならない。
4時過ぎには家を出る。
最寄駅の始発に乗るとギリギリのタイミングで羽田着となるのでタクってワープ。
南武線の川崎方面の始発に乗るため武蔵中原へ。
運ちゃんと沖縄へ行くんですよ〜と会話を始め、中原で降りる頃には肉か魚かについて熱く議論を交わす。お互い魚派で良かった。

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最寄の駅の始発に乗ると、5:21の電車になってしまう。
30分の差は大きい。

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途中の蒲田で古田君と合流。
軽く朝食を取り、セキュリティーチェックしてトイレ行くとすぐに搭乗案内のアナウンス。

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これは隣の那覇便。
石垣便は1つ上の写真の小さいやつ。
定刻通り出発

石垣まで3時間のフライト
音楽、機内雑誌が沖縄っぽさ満点。
機内雑誌の後ろの方にフライトマップがよく乗ってるけど、石垣って上海より遠いのな。
新聞読んで、機内雑誌見てたらあっとう間に到着。
古田君は終始寝てた。

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タラップ降りてバス移動。
降りた瞬間空気の違いに驚く。
息苦しいまではいかないが、モワっとした気温、湿度高めの南国特有の空気。

荷物を受け取り、ゲートを出ると客待ちのプラカードを掲げた人でわんさかしてる。パンフレットとかフリーペーパーの棚を物色し離島桟橋へ。

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最近リニューアルしたらしく新しい。
予定では昼の2便ですぐ波照間へ渡りたかったのだが、天候調査中で船が出るかわからない。
1週間前に沖縄へ上陸した台風4号の影響で波が高いのかなと思ったら、梅雨明けから強く吹くパイカジ(南風)の影響でここ2〜3日欠航が続いていた。

結局2便欠航。

波照間便は朝、昼、夕方の一日3便しかないので夕方も欠航したら今日は石垣に泊まらなければならない。

桟橋近くの定食屋で腹ごしらえをして軽く昼寝。
3便が動くかわからないので離島桟橋でやることもなく屋上行ったり、椅子に座ってぼーっとしたり。
せっかく朝早い飛行機で来たのに意味無かったなぁって凹み始める。

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外はこんなに良い天気なのに風がちょっと強い。
海上はもっと風があって波があるんだろう。

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暇すぎてやること無いのでガイドブックを見て、離島桟橋付近に何か無いか探す。あやぱにモールというところへ行く。

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おみやげ物屋と小さな市場が並ぶモール。
歩いて10分ぐらいなのに汗だく。
日向に10分以上いると眩暈でクラクラする危険な暑さ。

店の前にマンゴーやらパインやらお土産屋が並んでる。
マンゴー1箱に3つ入って7,000円
おいおいこんな高いなんて知らなかったよ。
店の奥に半身で250円という手の届く値段だったので食べる。

何これ?
旨すぎるんですけど
マンゴージュースも250円だったので頂く。
今まで食べてたマンゴーはいったい何だったんだろうか。

今日の石垣の宿どこにしようか悩みながら離島桟橋へ戻ると、
な、なんと運行しますよと。

波照間海運の窓口へ今日だけで10回以上足を運び、もう顔なじみ状態だったので窓口のおばちゃんと一緒に喜ぶ。マジですか?マジですか?船がですか?とアホな事を何回も確認してしまった。船以外何が出るんだいったい。。。もう古田君なんて喜びすぎておばちゃんが軽く引いてた。

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宿の人に3便が運航するので迎えの連絡をすると、後ろの方が揺れが少ないよというので、アネロンニスキャップを服用し後方座席を確保する。

欠航が続いてたので安永波照間海運も満席。

港を出るといきなりかっ飛ばす。
高速船だけあって60kmオーバーぐらいでどんどん進む。
沖へ出るが多少揺れる程度。
朝早かったので酔うどころか、眠気を誘う心地よい揺れ。
そのまま眠気に押され寝る。
船の中は意外とキレイ。

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30分ぐらいたった時、「ドカーン」と突き上げられ何事か!?
と思い目が覚める。

右手遠くに西表島が見え、パナリを超えて外洋に出て揺れが激しくなったようだ。
もうね、ずーーーーっとジェットコースター状態。
フリーフォール乗り続けた状態。
乗り物大好き人間なのでキャッキャ喜びながら楽しむ。

大きい波が来るとエンジンを停止してなんとか波をやり過ごすが、間に合わないと、波をジャンプ台にして飛ぶ飛ぶ。
飛んだ後は、ストーンとフリーフォールのように胃が持ち上げられる感覚と共に海面に落ちて叩きつけられる。
それの永延の繰り返し。
周りは絶叫。
子供は泣き叫ぶ。

さすがに10分も続くと、ちょっとキツイ。
いったいいつまで続くんだこれ?

通常なら60分のところ、10分ぐらい遅れてやっと波照間到着。
先に宿に着いたいた人たちの時は30分も余計に時間がかかったそうだ。
この世の終わりを感じたらしい。


とにかく波照間上陸できて良かったー!

続く・・・

COMment
わーわーわー!
波照間まで行ってたんですか!
しょこたんと。いーなー。
土曜日、久しぶりに会えそうで楽しみです。
ちょっと焼けてたりするんですかね。
どうぞよろしくお願いします。
Posted by やすだ at 2007年07月30日 23:04
いやいや素晴らしい夏休みをお過ごしのようで、うらやましい。

フジロックも楽しかったですよ。
慣れた感は年々増してきてますが。
Posted by hara at 2007年07月30日 23:13
やすださん
わーわーわー
波照間行ってきたよ
いいとこだったよ

土曜日楽しみだなー
全然会ってないから安田はどうなってる?どうなってんだ??状態。


haraさん
ううう、フジロックがウラヤマシスギル
エキスプレス見るたびになんでここにいるんだ?
と落ち込みます。
天気も良かったしいいなーいいなー
Posted by you at 2007年07月31日 22:54
 
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